【演奏会情報】第39回定期演奏会へのお誘い(団長より皆さまへ)

新潟混声合唱団 団長 須田 隆

2009posters このホームページにも大きく掲載されている第39回定期演奏会を10月10日に開催します。このページの読者の皆様には是非ご来場いただきたいわけですが、ここでその見どころ?、聴きどころなどをご説明したいと思います。

 この合唱団では昔から、合唱の基本である古典ミサ曲、誰にも気軽に聴いていただける楽しいステージ、そして合唱の良さをじっくり聴いていただくメインステージの3部構成で演奏会を構成しています。その間に賛助出演のステージも設けております。

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 最初のステージはイギリスの作曲家ボブ・チルコットの曲をお届けします。
 1曲目はハーモニーを聞かせる「For him all stars have shone」ですが、ただ綺麗というだけでなく現代的な響きが混じっています。
 2曲目はミサ曲ですが、ジャズのリズムで歌うという、古典とは少し離れた曲です。この曲にはリズム、和声とも苦労しました。我が団にはリズムが苦手という人も多く、また、不協和な音だらけの中に身を置いて本当にこの音でいいの?、というのが練習を重ねた中盤までの実情です。でも、練習を重ねて行くにつれ、リズムは四六時中頭の中をめぐって来るし、不協和音と思っていたものが意外といい音だなあ、と感じるから不思議です。二度音程など少しギシギシした感じですが何度も歌っているとこの緊張感が素敵と思えてきます。でも聴いている人にはどうなんだろうと考えさせられますが、これは皆様の評価を待つしかないようです。今回はジャズトリオとの共演でお送りします。

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 次のステージは賛助出演していただくジャズトリオの演奏です。本格的ジャズを聴くのは滅多にないのではないかと思いますが、リズムの躍動感、ピアノの軽やかさ、ウッドベースの温かさ、など聴きどころが多い演奏になるはずです。

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 気軽に聞けるステージとして今回は、皆様ご存知のミュージカル「サウンドオブミュージック」から厳選抜粋してお送りします。このミュージカルは既にいろんな合唱団でいろんな形で演奏されていますが、今回は指揮者の永澤健先生自ら曲間に入るナレーションも担当されます。絶対に聞き逃せところです。曲目は、サウンドオブミュージック、賛美歌、私のお気に入り、ドレミの歌、一人ぼっちの羊飼い、エーデルワイス、すべての山に登れの7曲です。ご期待ください。

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 最後のステージは工藤直子作詩、木下牧子作曲の「光と風をつれて」です。木下牧子さんは独自の曲作りで合唱界での人気度は一番といってよい売れっ子作曲家です。混声合唱ですと、ソプラノ、アルト、テノール、バスと4パートある訳ですが、木下牧子さんの曲は、どのパートも歌いがいのあるメロディで歌う者を飽きさせない、もっと歌いたくなる不思議な魅力を備えています。また、聞く方にしても和音の移り変わりが変っていて新鮮に感じられると思います。こちらもどうぞご期待ください。

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 今回のステージは私たちとしても難しいがゆえに練習量を増やし歌い込んできました。どのステージも皆様に自信を持ってお聞かせできると自負しております。ぜひお越しいただき、温かく、また厳しいご意見などをいただければ幸いです。

 では、演奏会場でお会いできることを希望して。

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