【年頭ご挨拶】 心地よく聴いていただくために

本ホームページの読者の皆様、また新潟混声合唱団を応援くださっている皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

私たち合唱好きの人間は声を合わせて歌うという行為によって自身の満足を得ていますが、歌っている自分たちだけでなく、聴いていただいている方々の満足はどうなのでしょうか。聴衆の方々に満足いただけるような演奏というものはどのようにしたらできるのか、少し考えてみました。

聴いていて心地よいと感じる演奏はどのようなものか、もちろん歌詞と曲が一体化していて耳に心地よい曲というものもありますが、聴く側としてはそれ以外に、技術が優れている演奏、一所懸命で精いっぱい声を出している演奏、日本語発声の美しい演奏、などが考えられます。

歌う側としては、これらを目指して練習を重ねることが求められます。技術的には、きれいな発声できれいなハモリを聴かせること、合唱の場合は歌詞があるので歌詞の意味を考えこれを自分のものとして歌うこと、などと、言うことは簡単で、少し言葉足らずの面はありますが、実際に達成することは一朝一夕にできることでありません。でもよく考えてみるとすべては基本的なことに行きつきます。心地よく聴いていただくためには日々の繰り返し練習しかないということでしょうか。

本年も10月19日(日)に第54回定期演奏会を開催します。曲目は、合唱曲としてはオーソドックスな髙田三郎作曲の「混声合唱曲 わたしの願い」、第二の国歌と呼ばれる歌たちを集めた信長貴富編曲の「混声合唱のためのメドレー 不滅のアンセム」、横山潤子作曲の「混声合唱とピアノのための その木々は緑」などを予定しています。

皆様にご満足いただける演奏を目指して、練習に励んでいきます。その成果は定期演奏会でお聴きいただきたいと思います。

 

では皆様にとって今年も素晴らしい年となりますよう願っております。

 

新潟混声合唱団

団長 須田 隆

 

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