【年頭ご挨拶】 -今年も楽しく歌います-

本ホームページの読者の皆さま、明けましておめでとうございます。

本年も新潟混声合唱団をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

皆さま、ご機嫌いかがでしょうか。

私たちは今年も9月16日の第47回定期演奏会に向けて練習を開始しております。

最近はスマホ、パソコンなどで知りたいことや楽曲など何でもすぐに知ることができます。しかし、自分で物事を書いたり覚えたりすることは思うようにはいかないことが多いようです。合唱のパートを覚えることも、音符が読める人にとっては何でもないことでも、私にとってはなかなか大変な作業です。ただ、私の少し長いけれども希薄な合唱経験からすると、楽譜を読めない人の方が「すぐには歌えないが、覚えたことは忘れない」という人が多いようです。

混声合唱の良さは、練習していく過程で自分たちのハーモニーが徐々にクリアになって響きが増し、自分でもその成長が日々実感できることです。そしてそれが楽しさにつながります。これからも、昨日よりも今日、今日よりも明日の進歩を目指し、演奏会当日には皆様にご満足いただけるよう、練習に励んでいきたいと思います。

 

ここで今年の演奏予定曲をご紹介します。順不同です。

 

〇猪間道明編曲 混声合唱のためのメドレー「TOKYO物語」

「TOKYO物語」は戦後復興期にヒットした流行歌をメドレーでつづった曲集です。戦後なので古い歌ということになりますが、近頃の曲とは違ったおおらかさがあり、年配の人には懐かしさが、若い人たちには全く新しい曲として聴いていただけるのではないかと思っております。

 

〇モーツァルト「ミサ・ブレビス」in D K194

モーツァルトが18歳頃に作曲したミサ曲で、若い頃に作られたとはとても思えない完成された曲で、「ブレビス(小さい)」とついているように少し短めですが、明るく躍動感のあるミサ曲です。

 

〇HARMONY FOR JAPAN Choral Collection Vol.1より

この曲集は、東日本大震災復興を願って、日本とヨーロッパの出版社の「がんばれ、日本」というエールのもとにまとめられたものです。この曲集には、日本を励ますため「愛・希望・未来・祈り」をテーマに作られた曲が収録されています(まえがきより引用)。どれも歌い甲斐があり、美しい曲ばかりです。定演ではその中から4曲ほどを選んで歌う予定です。

 

〇千原英喜作曲 混声合唱組曲「あなたにあいたくて生まれてきた詩」より、

千原英喜の音楽は「時空を超えて」を銘にしている、ということをどこかで見た記憶がありますが、確かにこの曲集も“時空を超えて”いる感じがします。7人の詩人の詩につけられた曲はそれぞれの言葉や雰囲気にふさわしく心に響くものとなっています。この辺りは演奏会で聴いていただきたいと思います。

 

わが新潟混声合唱団は、演奏会に向けて一緒に歌っていただける合唱団員を募集しています。楽譜や音取り用CDはご希望があれば用意できます。ご参加をお待ちしております。加入の方法はこのホームページの団員募集ページに掲載しています。

また、最近3~4年間のステージ録音をHP上から公開し、皆様に聴いていただいております。よろしければ読者の皆さまも一度聴いてご参考にしていただければ幸いです。

 

では皆さまにとって今年が素晴らしい年でありますよう願っております。

新潟混声合唱団

 団長 須田 隆

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