第40回記念定期演奏会へのお誘い

新潟混声合唱団
 団長 須田 隆

 本ホームページの読者の皆さま、いつもご愛読、ご支援をありがとうございます。さて、今年も定期演奏会の季節がめぐってまいりました。このホームページにも掲載されていますが、1970年6月23日の第1回演奏会から回を重ねて今年は40回の記念演奏会となります。合唱団ではこの演奏会に向けて練習も終盤、追い込みに入ったところです。

 今回は第40回を記念して、メイン曲としてモーツァルトの「ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)」と、これまでに演奏してきた歌の中から合唱組曲「花に寄せて」を、そして誰でも知っている愛唱曲集(ポピュラーステージ)を歌います。また、ゲストの新潟室内合奏団のメンバーの皆さまによる弦楽合奏曲モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」の演奏で輝きを添えていただきます。

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 モーツァルトの「ミサ・ソレムニス」は、ベートーベンのものと比べると小品ですが、モーツァルトらしく明るく華やかで、また荘重な旋律も、構えることなくすっと心に沁み込んでいくような曲です。また今回は指揮の永澤健先生の元、声の質をそろえることに相当の時間をあてて歌ってきました。この辺りもうまく表現できればと思っております。今回はオリジナル編曲による弦楽とピアノと共にお送りします。ご期待下さい。

 第1ステージにお送りする「花に寄せて」の星野富弘さんの詩は、事故で体の自由を失った人でありながら、感謝の気持ちと、前向きな希望とが表現されていて、生きる勇気がわいてくるような曲です。練習でも、その詩の心情が移って目に涙をいっぱいにためながら歌っている団員もいました。今回もその気持ちがどのくらい表現できているか、ぜひ聴いてみてください。

 愛唱曲集では、「YELL」「Believe」「翼をください」「手紙」の4曲を歌います。どの曲も親しみやすいメロディで、おなじみの曲ばかりです。会場の皆さまとご一緒に歌う曲もありますのでお楽しみに。

 それでは当日会場でお会いしましょう。

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まぢかに迫った定演に向け、練習に励んでいます (2010年8月29日 新潟市西区坂井輪公民館ホールにて)

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